宗像・沖ノ島と関連遺産群

宗像・沖ノ島と関連遺産群

概要

九州・福岡県にある宗像市の北西の海上、約60kmに位置する沖ノ島は、島全体が宗像大社沖津宮の御神体で、「神の島」とも呼ばれます。
自然崇拝を元とする固有の信仰・祭祀が4世紀以来現代まで継承されている点が評価され、世界遺産として登録されました。

沖ノ島の祭祀遺構は、遺構や遺物が千年以上も地表に露出したまま荒らされずに残されています。
これにより、そこで行われていた儀式や信仰・祭祀が4世紀以降どのように変化し、現代まで受け継がれてきたかを窺い知ることができます。

また、これらの儀式では、奉納物は島のさまざまな場所で供物として預けられました。
その多くは古代の美術工芸の粋を集めた作品で、日本国内だけではなく、シルクロードや朝鮮半島を通じてもたらされた宝物も多数存在し、当時の日本と大陸との活発な交易がうかがえます。

英名

Sacred Island of Okinoshima and Associated Sites in the Munakata Region

世界遺産種別

世界文化遺産

所在地

福岡県

登録面積

  • 資産(Property):98.93 ha
  • 緩衝地域(Buffer zone):79,363.48 ha

世界遺産登録時期

2017年7月9日(第41回世界遺産委員会 ポーランド/クラクフ)

構成資産

  1. 沖ノ島(宗像大社沖津宮)
  2. 宗像大社中津宮と御嶽山祭祀遺跡(御嶽神社)
  3. 沖津宮遥拝所(瀛津宮)
  4. 宗像大社辺津宮
  5. 新原・奴山古墳群

登録基準/Criteria

(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

おすすめ旅行プラン

おすすめ宿泊数(大阪から行く場合)

一泊~がおすすめ

おすすめ交通手段(大阪から行く場合)

新幹線+レンタカー
構成資産のうち、沖ノ島には通常は上陸できません。(唯一例外として、5月27日に開かれる現地大祭時には、事前に申し込みを行った中から抽選で選ばれた200人程の男性のみが上陸することができます。)

そのため、「宗像・沖ノ島と関連遺産群」を刊行する場合には、それ以外の寺社を訪問することが主となります。
各寺社は公共交通機関が整っていないところにあることが多いため、現地での移動はレンタカーがおすすめです。

必要な体力

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
坂道等を歩ける程度の体力があるのが望ましい。

旅行日程例

予算の目安

4万円~(一泊二日)

宗像・沖ノ島と関連遺産群周辺の観光地

九州にはほかにも世界文化遺産として登録されている「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」があります。
合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
(個人的なおすすめは長崎県にある軍艦島です。)

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