日本の世界遺産 観光客数ランキング

日本の世界遺産 観光客数ランキング

日本の世界遺産の観光客数ランキング(概要)

順位 世界遺産名 観光客数 (参考)
集計年
1位 古都京都の文化財 5362万人 2017年
2位 古都奈良の文化財 1631万人 2017年
3位 富士山 644万人 2017年
4位 厳島神社 560万人 2016年
5位 紀伊山地の霊場と参詣道 351万人 2017年
6位 日光の社寺 318万人 2017年
7位 琉球王国の城(グスク) 286万人 2017年
8位 平泉 216万人 2017年
9位 明治日本の産業革命遺産 215万人 2016年
10位 姫路城 182万人 2017年
11位 白川郷・五箇山 176万人 2017年
12位 原爆ドーム 174万人 2016年
13位 国立西洋美術館 132万人 2016年
14位 知床 121万人 2017年
15位 宗像、沖ノ島 91万人 2017年
16位 法隆寺 68万人 2016年
17位 富岡製糸場 64万人 2017年
18位 石見銀山 31万人 2016年
19位 白神山地 30万人 2017年
20位 屋久島 27万人 2016年
21位 小笠原諸島 3万人 2016年

日本の世界遺産の観光客数ランキング(詳細)

1位 古都京都の文化財

圧倒的人気の京都。
ピークの2015年(約5684万人)よりは減少していますが、それでも多数の観光客が訪れる日本一の世界遺産。
外国人観光客も353万人(2017年)と多いです。(これだけで日本の多くの世界遺産の観光客数を超えてます)
観光客数は「京都観光総合調査」の「京都市への観光客数」より算出。
参考情報:京都市:観光調査

2位 古都奈良の文化財

近年、観光客の人気上昇中の古都奈良の文化財が2位。
特に外国人への人気が高く、2016年比26%増加の199万人が訪れています。
外国人にとっては奈良公園にいる野生のシカと触れ合えるのが珍しく、人気の観光地となっているようです。
観光客数は「奈良市観光入込客数と遊佐報告書」の「奈良市観光入込客数」より算出。
参考:奈良市観光入込客数調査報告書 – 奈良市

3位 富士山-信仰の対象と芸術の源泉

2013年に新たに日本の世界遺産として認定された、富士山が3位にランクイン。
その姿かたちは日本人にとてもなじみが深いものですし、外国人からも「FUJIYAMA」として知名度・人気ともに高いです。
世界遺産としての富士山の構成資産は、その山頂付近だけではなく、周囲に点在する富士五湖や、富士山に関係する各種の浅間神社等も含まれており、人気の観光スポットとなっています。
観光客数は、
 1.富士登山ルート(富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルート、吉田ルート)の登山客数
 2.富士吉田・河口湖・三つ峠周辺の観光入込客数
の合計値として算出しています。
参考データ:
 1.平成29年夏期の富士山登山者数について(お知らせ)[関東地方環境事務所]:環境省
 2.山梨県/山梨県観光入込客統計調査結果

4位 厳島神社

広島県の宮島にある厳島神社が観光客数ランキング4位です。
満潮時は海中にそびえたつ真っ赤な大鳥居。
日本人なら行ったことがなくてもその写真や映像は見たことあるはず。
秋には紅葉もきれいで、観光脚が多数訪れます。
観光客数は、宮島がある広島県廿日市市の統計データ(宮島観光入込客数)から算出しました。
参考:廿日市市統計書 – 廿日市市公式ホームページ

5位 紀伊山地の霊場と参詣道

和歌山県、奈良県、三重県にまたがる紀伊山地の霊場と参詣道。
熊野古道という名前で親しまれています。
広いエリアに10以上の寺社が点在しており、多くの観光客が訪れる日本の世界遺産です。
観光客数は、和歌山県の観光客動態の高野山と田辺・中辺路・百間山・南部の観光客数の合計から算出しました。
参考:和歌山県の観光客動態 | 和歌山県

6位 日光の社寺

栃木県にある日光の社寺。3つの構成資産からなりますが、日光東照宮が最も有名です。
東京からのアクセスもよく、多くの人が訪れる関東地方の人気観光地でもあります。
観光客数は、栃木県観光客入込数・宿泊数推定調査結果における二社一寺の観光客数から算出しました。
参考:栃木県/平成29(2017)年栃木県観光客入込数・宿泊数推定調査結果について

7位 琉球王国のグスク及び関連遺産群

沖縄にある世界遺産が6位です。
9つの構成資産からなりますが、もっとも有名なのはその真っ赤な色で有名な首里城です。
今ある首里城は復元されたものであり、厳密には世界遺産ではありませんが、多くの観光客が訪れています。
観光客数は、国営沖縄記念公園事務所における利用者状況から算出しました。
参考:国営沖縄記念公園事務所 首里城地区

8位 平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群

岩手県にある平泉が8位にランクイン。
中尊寺にある金箔で彩られた金色堂が有名です。
観光客数は、岩手県観光統計概要の平泉町への観光入込客数から算出。
参考:岩手県 – 平成29年版岩手県観光統計概要について

9位 明治日本の産業革命遺産

2015年に登録された明治日本の産業革命遺産が9位。
この遺産は広範囲に分布する遺産を遺産を同じ歴史や文化のまとまりとして世界遺産に推薦するシリアル・ノミネーションにより登録されています。
合計8エリア、23資産にて構成されています。
今回は各エリア毎の最も観光客数が多い構成資産をピックアップし、8つの資産の合計観光客数として算出しました。

エリア名 算出方法 参考データ
萩エリア 松下村塾がある松陰神社の観光客数にて算出 山口県/観光客動態調査・観光客動態調査
鹿児島市エリア 観光客数データがなく、0名で算出
韮山エリア 韮山反射炉の観光客数にて算出 伊豆の国市/統計書
釜石エリア 橋野鉄鉱山・高炉跡の観光客数にて算出 統計情報-釜石市
佐賀エリア 三重津海軍所跡に隣接する佐野常民記念館の観光客数にて算出 佐賀市統計データ 佐賀市[佐賀県]
長崎エリア 旧グラバー住宅があるグラバー園の観光客数にて算出 長崎県観光統計
三池エリア 三池炭鉱・三池港の観光客数にて算出 統計調査の実施(計画) – 福岡県庁ホームページ
八幡エリア 非公開施設であるため、0名で算出

10位 姫路城

2015年に姫路城大天守の保存修理工事が完了した姫路城が10位にランクイン。
日本を代表する城として、外国人観光客にも人気の世界遺産です。
観光客数は、姫路城の入城者数から算出しました。
参考:姫路市|姫路城の平成29年度入城者数について

11位 白川郷・五箇山の合掌造り集落

岐阜県、富山県にまたがる世界遺産が11位。
岐阜の山間部にあり、比較的アクセスがよくないにも関わらず、年間200万人弱も訪れています。
観光客数は白川郷等がある岐阜県白川村への観光入込客数より算出。
参考:白川村の観光統計 | 白川村役場

12位 原爆ドーム

広島市中心部にある原爆ドームが年間約174万人の観光客数で12位。
広島県には二つの世界遺産(厳島神社、原爆ドーム)がありますが、人気があるのは厳島神社でした。
観光客数は原爆ドームに併設されている平和記念資料館の入場者数より算出。
参考:広島市 – 広島市統計書

13位 国立西洋美術館本館 – (ル・コルビュジエの建築と都市計画の一部として)

2016年に新しく世界文化遺産として認定された国立西洋美術館が13位にランクイン。
東京の上野という好立地ですが、近くにライバルとなる観光地が多数あるせいか、この順位です。
観光客数は、国立西洋美術館概要に記載のある入館者数から算出。
参考:美術館概要|国立西洋美術館

14位 知床

日本にある世界自然遺産としては最も観光客が訪れている知床が14位。
北海道の北東エリアに位置し、札幌等からはかなりの距離がありますが、年間100万人以上が訪れる人気の観光地です。
観光客数は、斜里町統計データの観光客入込数より算出。
参考:観光客入込数(斜里町)

15位 宗像・沖ノ島と関連遺産群

昨年2017年に新たに日本の世界遺産として認定された九州の世界遺産が15位。
メインとなる沖ノ島は立ち入り禁止となっていますが、その他の構成資産は観光が可能です。
観光客数は、福岡県宗像市の統計データの宗像大社(辺津宮・中津宮・沖津宮遙拝所)参拝者状況から算出。
参考:宗像大社(辺津宮・中津宮・沖津宮遙拝所)参拝者状況

16位 法隆寺地域の仏教建造物

奈良県にある法隆寺が16位。
日本で最初に世界遺産となった遺産の一つです。
観光客数は、法隆寺・法起寺がある奈良県斑鳩町の統計情報の拝観客数(法隆寺、法起寺)にて算出。
参考:統計 | 斑鳩町

17位 富岡製糸場と絹産業遺産群

2014年に世界文化遺産として登録された富岡製糸場が17位。
世界遺産認定時は130万人以上が訪れていましたが、3年後には約64万人と観光客数が半減しています。
世界遺産として登録されたあとの継続的な観光客の訪問は、富岡製糸場に限らず課題となっている遺産が多いようです。
観光客数は、富岡製糸場ホームページで公開されている入場者数をもとに算出。
参考:入場者数 | しるくるとみおか 富岡市観光ホームページ

18位 石見銀山

島根県にある石見銀山が18位です。
個人的には名前だけでは一番イメージ(絵面)が思い浮かばない世界遺産。
でも実際は山の中に当時の施設が残っていて、のんびりみて回れる落ち着いた世界遺産です。
温泉津温泉もレトロな雰囲気が素敵です。
観光客数は、石見銀山がある島根県大田市の統計情報の石見銀山全域の観光客数より算出。
参考:「統計おおだ(平成28年版)」 | 島根県大田市公式サイト

19位 白神山地

青森県~秋田県にまたがる白神山地が19位。
冬季は閉鎖状態かつ、アクセスもあまりよくないことからこの順位。
観光客数は、青森県の観光入込客数統計から白神山地内観光地点の観光入込客数より算出。
参考:青森県観光入込客統計|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government

20位 屋久島

鹿児島県の離島、屋久島が20位。
離島となると、一気に訪問難易度があがるため、観光客薄もぐっと減ります。
観光客数も2007年ごろをピーク(約41万人)に減少し、2017年は約27万人。
一時の屋久島ブームも落ち着いているようです。
観光客数は、屋久島がある鹿児島県屋久町の統計情報データから算出。
参考:統計屋久島町 | 屋久島町|人と自然と。世界自然遺産屋久島

21位 小笠原諸島

東京都の離島、小笠原諸島が21位。
東京から船で24時間以上という秘境にあるため、訪れる人がかなり限られています。
その分手つかずの自然が残っており、日本ではなかなか味わえない体験が可能。
一度は行ってみて欲しい世界遺産です。
観光客数は、東京都小笠原支庁HPのデータより算出。
参考:東京都産業労働局観光部

まとめ

以上、2018年12月に調査を行った日本の世界遺産の観光客数ランキングでした。
なお、過去のランキングは以下の通りです。

日本の世界遺産 観光客数ランキング(2012年)
日本の世界遺産 観光客数ランキング(2010年)

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