原爆ドーム

原爆ドーム

概要

広島平和記念碑(原爆ドーム)は1945年8月6日に世界で初めて投下された原子爆弾の爆心地付近に残った唯一の建物で、広島市民を含む多くの人々の努力により、被爆直後と同様の状態で保存されています。
原爆ドームは人類が作り出した最も破壊的な力である原子力爆弾の圧倒的な象徴であるだけでなく、世界平和と核兵器の根絶への希望を表現するものでもあります。

登録資産は広島市中心部の0.40haにわたり、原爆ドームの建物とその周囲の原爆の痕跡(“Genbaku”とは日本語で原子爆弾を意味する)が保存されている地域から構成されます。
42.7ヘクタールの緩衝地域を擁し、広島平和記念碑を含む広島平和記念公園はその審美的かつ建築学的価値よりもむしろ何を象徴しているかというところに最も重要な意味があります。

この静かに佇む原爆ドームは、広島県産業奨励館(1914年に建設)の残存している建物の骨組みであり、人類が作り上げた巨大で破壊的な核兵器の力を象徴する一方で、我々の永続的な世界平和への祈りを思い起こさせるものとなっています。

登録基準

(vi) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの

広島平和記念館(原爆ドーム)は、人類史上初めてとなる原子爆弾投下による被爆の惨禍を伝える歴史の証人として、また、核兵器廃絶と恒久平和を求める誓いのシンボルとして、世界文化遺産に登録されました。

英語名

Hiroshima Peace Memorial (Genbaku Dome)

遺産種別

文化遺産

所在地

広島県

世界遺産登録時期

1996年

観光客数

約174万人(2016年)

平和記念資料館入場者数(広島市 – 広島市統計書

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構成資産

  • 原爆ドーム

おすすめ旅行プラン

おすすめ宿泊数(大阪から行く場合)

日帰りから可

おすすめ交通手段(大阪から行く場合)

新大阪~JR広島駅まで新幹線(のぞみ約1時間30分)
JR広島駅で広電(広島電鉄)に乗り換え、原爆ドーム前下車(約15分)
徒歩3分

必要な体力

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
平地のみで、ほとんど歩かない。

旅行日程例

8時頃:新大阪発、新幹線でJR広島駅へ⇒
9時半頃:JR広島駅着、広電で原爆ドームへ⇒
10時頃:原爆ドーム着、1時間程度平和記念公園周辺を散策⇒
11時頃:徒歩でお好み村へ(約1.1km)⇒
11時半頃:お好み村にてお好み焼き(広島焼)を食べる⇒
12時半頃:お好み村から広電八丁掘駅へ行きJR広島駅へ向かう⇒
13時頃:JR広島駅着、宮島行き電車へ乗り換える⇒
14時頃JR宮島口駅着、フェリーに乗り換え宮島へ⇒
14時半頃:1.5時間程度宮島を散策、揚げもみじ・焼牡蠣がおすすめ⇒
16時頃:フェリーに乗り、JR宮島口駅へ⇒
16時過ぎ:JR宮島口駅からJR広島駅へ向かう⇒
16時半頃:JR広島駅着、新幹線に乗り換え新大阪へ⇒
18時頃:新大阪

予算の目安

20650円+α
新幹線往復 20300円(自由席)
広電 300円(市内150円均一)

平和記念資料館 50円(入場料)

周辺の観光地

お好み村:広島焼のお店が多数入っているフードテーマパーク(徒歩15分程度)