法隆寺地域の仏教建造物

法隆寺地域の仏教建造物

概要

法隆寺地域の仏教建造物は奈良県にある世界文化遺産です。
この世界文化遺産には法隆寺と法起寺の二か所の寺院にある計48棟の木造建築物が含まれます。

登録地域の面積は法隆寺が14.6ha、法起寺はそ0.7haとなり、その周りを570.7haの緩衝地域が取り囲んでいます。
法隆寺は日本の最古の仏教建造物であり、その歴史は仏教が日本にもたらされた直後にまで遡ります。さら、その後の宗教建築に深い影響をもたらした建造物でもあります。

法隆寺・法起寺にある建造物のうち、11の建築物は7世紀後半から8世紀にかけて建造されたもので、世界で現存する木造建築物の中でも最古のものであるとされます。
創建時の法隆寺の建物は670年に焼失しましたが、その遺構が現在の西院の南東に位置する若草伽藍として知られる境内の地下に残っていまする。
法隆寺の再建はその火事の直後に始まり、8世紀初期に完成しました。

これらの建造物は中国の建築様式の影響を受けており、重い瓦屋根の重量を巨大な木造の支柱へ分散するよう設計された複雑な斗(柱上にある建築部材で軒の重荷をささえる部分)と共に、柱と横木を用いる楣(まぐさ)式と言われる建築様式を改良したものになります。
また、柱におけるエンタシスの巧みな利用法及び雲斗・雲肘木(雲形の建築部材)については特筆すべきものとされます。
これらの優れた木造建築物は、芸術だけでなく宗教の歴史においても重要です。
言い換えれば、これらは中国仏教建築への順応と日本文化への展開を例証するだけでなく、朝鮮半島を経由して中国から日本へ仏教が伝達された歴史を証明するものでもあります。
このような土台があり、法隆寺は常に皇族から保護を受けてきました。
さらに12世紀以降に繁盛した聖徳太子信仰は多くの参拝者を魅了し、その結果、法隆寺は現代までその姿のまま保護されることとなりました。

遺産種別

文化遺産

所在地

奈良県

世界遺産登録時期

1993年

構成資産

  • 法隆寺
  • 法起寺

おすすめ旅行プラン

おすすめ宿泊数(大阪から行く場合)

日帰りから可

おすすめ交通手段(大阪から行く場合)

JR大阪駅~JR法隆寺駅まで大和路快速(約35分)
法隆寺駅からバス「法隆寺門前」行き、法隆寺門前下車(約10分)
(JR法隆寺駅から徒歩(20分程度)でも可)
(法隆寺周辺は、休日等は混雑する)

必要な体力

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
歩く距離は短く、ほぼ平地である。

旅行日程例

10時頃:JR大阪駅から大和路快速にてJR法隆寺駅へ、JR法隆寺駅からバスで法隆寺へ⇒
11時頃:法隆寺見学⇒
12時頃:法隆寺周辺でランチ⇒
13時頃:法起寺へ(法隆寺から徒歩約30分(1.7km))⇒
14時頃:法起寺からJR法隆寺駅へ(徒歩約45分(2.8km))⇒
15時頃:JR法隆寺駅より大和路快速にてJR大阪駅へ

予算の目安

2540円+α
JR往復 1240円
法隆寺拝観料 1000円(西院伽藍内、大宝蔵院、東院伽藍内共通)
法起寺拝観料 300円

法隆寺地域の仏教建造物周辺の観光地

法起寺:「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として、法隆寺とともに世界遺産に登録されている寺。法隆寺が有名だが法起寺も世界遺産で、法起寺の三重塔は日本最古のなので法隆寺を訪れる際には是非法起寺も訪れてみたい。