2017年5月のGWに大きな連休が取れたため、念願だった白神山地へいってきました。
今回訪れた訪問した個所は以下の通り。
- 白神山地ビジターセンター
- アクアグリーンビレッジANMON
- 世界遺産の径 ブナ林散策道
- 森の物産館キョロロ
- 十二湖(青池等)
白神山地ビジターセンター
白神山地ビジターセンターは、弘前方面から白神山地を訪れる際の玄関口に位置する、白神山地の生い立ちを学ぶことができる施設です。
館内は木でできた落ち着いた施設で、白神山地に生息する生物や植物について学ぶことができます。
また、白神ラインなどの周辺の交通情報も公開されているため、まずはここを訪れて情報収集するのがおすすめです。
アクアグリーンビレッジANMON、世界遺産の径 ブナ林散策道
アクアグリーンビレッジANMONは、白神山地散策の拠点となる施設です。
この施設を出発地点とする、暗門のの渓谷コースや世界遺産の径ブナ林散策道コースといったトレッキングコースが存在します。
また、キャンプ場やコテージ、温泉もあるため、トレッキングを終えた後はこの施設でゆっくり一泊も可能です。
私が訪れた際には、アクアグリーンビレッジより先の白神ラインが冬季閉鎖中だったため、世界遺産の径ブナ林散策道コースのトレッキングをしました。
残雪のあるトレッキングコースは、イメージしていた白神山地とは一味異なる、普段なかなか体験できないトレッキングでした。
森の物産館キョロロ、十二湖
※写真は青池の手前にある鶏頭場の池
森の物産館キョロロは、深浦方面からアクセスしました。
(白神ラインが開通していれば、弘前から白神ラインを経由してのアクセスも可能ですが、白神ラインは未舗装の道路であり、過酷な運転となります。運転に自信がない方は、深浦町方面からのアクセスを強くおすすめします。)
森の物産館キョロロへの経路でも、道中にいくつか湖が見えます。
ただ、十二湖の代名詞ともいえる青池は森の物産館キョロロから徒歩10分~15分程度。
青池を訪れたのは夕方だったこともあり、残念ながらそこまで「青い!」という感じはしませんでしたが、日の光が高い時間帯であればきれいな青色の池を楽しめるようです。
また、近くにはアオーネ白神というリゾート宿泊施設もあるため、十二湖の麓でゆっくり一泊もおすすめです。
併設のレストランでは地元深浦町でとれた魚介類や山菜、キノコ、地元産の夕日トマトやふかうら雪にんじんといった食材を使った料理の提供があります。
また、ガイド付きのトレッキングがセットになった宿泊プランも存在し、ここに宿泊すれば白神山地を満喫できます。
白神山地の楽しみ方
訪れてみて感じたのは、白神山地の楽しみ方は訪れる人によって大きく2種類あるということです。
一つ目は、白神山地を思いっきり楽しみたい人向け。
ガイドをお願いし、本格的なトレッキングを楽しむのがおすすめです。
普通に森を歩くだけでも、きれいな空気、静かな森の中に時折ひびく鳥の鳴き声で十分リフレッシュできます。
しかし、白神山地を本気で楽しむのであれば、詳しいガイドをお願いし、解説に耳を傾けながら、本格的なトレッキングをすることでより白神山地を知ることができます。
二つ目は、何かのついでに白神山地を楽しむ方向け。
この場合には、丸一日かかるようなトレッキングコースを楽しむことは難しいため、1時間前後で往復できる手軽なトレッキングコースを回るのがおすすめです。
お手軽なトレッキングコースとしては、
- 十二湖散策コース
- 世界遺産の径 ブナ林散策道
- マザーツリーコース
- くろくまの滝コース
があります。
詳しくは、白神山地ビジターセンターのHPか現地のガイドマップをご参照ください。
白神山地を訪れる際の注意点
白神山地を訪れる際には、季節に注意が必要です。
冬季はほとんどすべての道路やトレッキングコースが雪で閉鎖となります。
訪れたいコースの閉鎖が解除となっていることを確認し、訪問するように注意しましょう。
また、トレッキングをする際には、コースの難易度にあった装備が必要です。
軽装で難易度の高いトレッキングコースに臨むのは無謀です。
本格的なトレッキングを楽しみたい方は、以下のような装備を事前にそろえてから望んでください。